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工務/2015年入社
工務/2015年入社
専門学校を卒業後、某電機メーカーにSEとして就職します。しかし、外の天気もよくわからない状態で一日中パソコンの前で仕事をする日々が続き、「自然豊かな信州なんだし、せっかくなら太陽の下で働きたい」と思うように。
すでに家族を持ち、マイホームを建てていた私は、「家づくりって楽しいな」と感じた当時のことを振り返り、まったく畑違いですが、住宅業界を志すようになりました。そこで出会ったのがしなのいえ工房です。
「家づくりって楽しいな」だけで通じるほど、この世界は甘くありません。注文住宅は本当に何もないゼロの状態からつくっていくことになるので、考えないといけないことが山ほどあります。図面上では問題なく成立していたことが、建築の現場で支障をきたし、職人から「これはおかしいんじゃないの?」と指摘されることもしばしばです。あちらを立てればこちらが立たずで、本当に奥が深い。
実際のところ100点満点の家は存在しませんが、それでも妥協は許されないわけです。上司からは「建築は一生勉強だ」と言われています。それを言う上司が社内で一番勉強しているので、自分も負けていられないと思いながら日々の業務に励んでいます。
見積金額は安ければ安いほうがいい、というわけではありません。健康で快適に、そして安心・安全に暮らしていただくために必要な設備や仕様があり、安易にお客様の反応に合わせてはいけないのです。実際に当社で家を建てられたお客様からは「桑原さん、今年って冬あったっけ?家の中では一年中、半袖で過ごしてるよ〜」といった声もいただいています。だからこそ、絶対に後悔させない強い信念を持って提案を行うのです。
住宅街の中の1軒を工事したら、そのデザインや性能、仕事ぶりに対するオーナー様の感動が近所に広がり、「私の家も!」「僕の家も!」と、住宅街が「しなのいえ工房」の街に変わる。なんてことになったらうれしいですね。
住宅業界を志すのであれば、自分が住みたいと思える家を建てている会社を選んでほしいと思います。でないと、お客様に対して嘘をつくことになってしまいます。
上っ面の部分だけではなく、真に安全に快適に過ごせる家づくりをしている会社であれば、後ろめたい気持ちもなく、お客様に心からご提案することができます。
オフロードバイクに乗って、林道ツーリングをしています。SE時代は工場の中にこもりっきりで、天気や季節もわからないような生活を送っていたので、その反動からか外に出て自然に触れることが多いですね。子どもと一緒にサイクリングをすることもあります。ちなみに子どもは、女の子・男の子・女の子の3人きょうだいです。
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