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模型について

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こんにちは 設計担当の下田です。

 

早速ですが、弊社では新築住宅を設計する際に必ず模型を作るようにしています。

ではなぜ模型を作るのか、今回は模型の役割についてのお話しです。

 

設計の仕事においてとても重要な作業の一つに、施主と「完成イメージを共有すること」があります。

この作業が不十分だと、どんなに良い設計をしても良さがわかってもらえない、もしくは完成後にイメージと違ったと思われてしまいます。

特に後者はやり直しができないことが多く避けなくてはいけません。

完成イメージを共有するためには設計した内容をできるだけわかりやすく施主に伝える必要があり、その際に模型はとても役に立つ道具になります。

 

なお説明するための道具としては模型の他に図面やスケッチやCGなどもありますが、その中でも模型は立体的な感覚を共有することに優れています。また建築の模型は表現をあえて抽象化することでアイデアが生まれやすいといった特徴もあるので形などを検討する上でも役立ちます。

今までに作ってきた模型の一部

余談ですが私は学生時代から模型作りが得意で、アグリトライの他にも今までに学校の課題やバイト先や前職の設計事務所で数多くの模型を作ってきました。おそらくカッターで切り出した材料は数百万円ではきかないと思います。

行き詰った打合せが模型によって急にいい方向に進むという瞬間が今までに何度もあって、模型が好きなんですね。

また最近では前職からのつながりから大学で模型を教える機会を頂くことがありました。

私のように模型が好きな学生を増やそうと頑張っています!

学生に囲まれてデモンストレーションしている様子

一方で一番正確に情報を伝えることができるのは図面なので、職人さんとのやり取りは基本的に図面になります。

なのでもちろん模型だけではなく、設計した内容が伝わりやすい図面をかくことも日々頑張っています!!
次回は図面についてお話しできればと思います。

 

設計 下田