内窓設置
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こんにちは。
しなのいえ工房の工務担当、桑原です。
今日は、「足場解体まで、あと2日」の施工現場よりお送りします。
現場の足場が解体されると、屋根や2階部分の作業ができなくなってしまいます。
それどころか、近くから見ることができなくなりますから、問題があるのかどうかすら分からなくなってしまいます。
つまり、何らかの不具合に気づくのも、それに対処するのも最後のチャンスということです。
当然、そのチェック項目はたくさん。
屋根のキズや穴の有無、太陽光パネルにガタツキがないか、軒天の釘に浮きがないか、外壁の塗装状況、TVアンテナの向きの調整が済んでいるか、照明器具の設置位置、換気口の状態、etc, etc, etc…
でも何よりも大切なのは防水処理の状況、特に窓廻り。
窓を一つひとつ確認し、雨水が侵入するような穴がないか確認します。
水ってやつは本当にコワいんです。
ほんの僅かな隙間から入り込んでは、壁の裏の見えないところで建物を劣化させていき、気づいたときにはもう遅い…なんてことも。
水切りの最後まで、しっかりと防水処理がされていることを確認。
あれ?水切りの下が処理されていない!!?
いえいえ、ここは空いていてOKなんです。
万が一、水が侵入した場合にも外壁裏のシートを伝ってここから外に抜けるよう、わざと空けているんです。
足場解体前のチェックは何度やっても緊張します。
ここで私が見落としてしまったら、それはそのまま住まう人の不利益に繋がってしまうから。。
時間をかけて何度も確認します。
最後に、2階部分の窓拭きをして終了。
工事完了時にもクリーニング業者にお掃除してもらいますが、足場がない状態だとしっかりと力を入れて拭くことができないので、今のうちに大きな汚れは落として置きます。
お掃除しながらガラスに傷がないかの確認もしています。(…過去3敗)
お引渡しまで、あと少し。
最後まで気を抜かずに頑張ります!!
以上、現場の桑原でした。
工務 桑原