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佐藤重徳さんの住宅見学

こんにちは。しなのいえ工房の岡田です。

 

先日、建築家佐藤重徳さん設計の住宅を見せていただけるとのことで、駒ヶ根市に行ってきました。

 

佐藤重徳さんは建築家中村好文さんのもとで学ばれた方で、CADは使わずに手で図面を描かれているのが特徴の建築家です。

 

今回の住宅は敷地の眺望がとても良いことを生かして、リビングの大きな窓から駒ヶ根の3000m級の山を楽しめるように設計されていました。

景色の邪魔をしないよう、サッシの枠にまで気を遣って設計されているのがわかります。

これはお施主様と何回も打ち合わせをして決められたそうです。

 

住宅の場合はカフェなどとは違って景色に向かって目線を正対させず、たまに見えるくらいが良いとのことで、ソファやダイニングテーブル、畳コーナーなど居場所が配置されていました。

 

外観も屋根の形状や窓の位置が整えられていてとてもかっこよかったです。

普段、しなのいえ工房でも建物の顔(外観)を整えることを意識して設計しているので参考になります。

 

入社してから何回か建築家さんや工務店さんが設計された住宅を見せていただく機会があったのですが、空間のスケール感や細かな納まりなど、行って分かることがたくさんあるので実際に足を運んで体感することは大事だなと思います。

住宅は一番身近な建物ですが、なかなか見に行くことができないので、このような機会はとても貴重で勉強になります。

 

良い建物をたくさん見て、私も早く良い設計ができるようになりたいです。

 

それでは、また。

 

住宅アドバイザー 岡田